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                       八ヶ岳    /   天狗尾根                            2010年3月21日-22日


 過去に地獄谷周辺には5回来ているが、渡渉で靴を脱いだのは初めてだった。    photo album

 2/21    美し森P(7:30) 〜 出合小屋(10:30-50) 〜 カニのハサミ(12:40)

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連休を利用して、以前、登山口で靴忘れ敗退した天狗尾根と正月に悪天敗退した赤岳東稜の継続を計画した。

しかし、またも、当日朝まで、台風並みの大荒れの天候で、他ルートへの転進もあれこれ考えたが、出たとこ勝負で計画通り行くことにした。

 案の定、素足渡渉が5回あり、出合小屋までが核心でした。

それでも、荷が軽かったこともあり、順調に正午過ぎには、カニのツメまで達することができた。が、樹林帯を抜けたその先は過去に経験したことが無い位の強風が吹き荒れていて、樹林帯に戻りビバークとなりました。ここまでに、なぜか15人の方が撤退して行った。

 

カニのツメ、すごい風で雪も降ってきた。

樹林帯に戻り、ビバークする

風で木が倒れないか、気が気でなかった。


翌朝まで18時間の退屈なテント生活。もー若くないので、そんなに眠れるものではない。濡れものを乾かしながら、時間をつぶすが、ぐにすることが無くなり退屈で仕方ない。

 夜中はかなり冷え込み、ペットボトルはカチカチに凍っていた。

2日目(2/22)

BP(7:20)〜稜線(8:30)〜赤岳(9:10)〜美し森P(12:25)

本日、天狗尾根は貸切だろうと思っていると昨夜小屋泊りの2パーティーがテントの脇を抜けて行った。(4時に出たそうだ) テントを出ると、雲一つない素晴らしい天気になっていた。

 ただ風はまだ強い。昨晩の雪は殆ど飛ばされ、雪が降ったことすら分からない。

          カニのツメ先のフィックスの有る岩場


すぐ上の岩場で先行2パーティーに譲ってもらい、トップを行く。

大天狗
真教寺尾根と竜頭峰
富士山
大天狗手前の岩
小天狗と竜頭峰
小天狗は左から巻いた
赤岳

        天狗尾根を振り返る


ロープを出す積りでいたが、弱点を突きすぎてしまったのかロ
ープが必要と思うような所は無かった。     

稜線から見る旭・権現岳

阿弥陀岳
赤岳から見る横岳
赤岳山頂にて、記念撮影

小屋裏から県界尾根を下る。上部はアイスバーンで意外と怖い、クライムダウンで降りた。

 山頂往復の先行パーティーがいた。

彼らは慎重にロープを使って降りていた。     

八ヶ岳とは思えない素晴らしいスキー向きの斜面

その2


この下であの有名なスキーヤーに会う。

 まさか山頂から?と思ったが、さすが無理だったようだ。

赤岳東稜

樹林帯まで降りる。

この下で大門沢に降りる。

振り返る   

東稜へ継続できなかったが、天気が良く 爽快度120%な登山ができました。たまにはこんなのも良いかな。

 次回の赤岳東稜はテレマークスキーとセットで狙ってみます。

 

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