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6丈のつり橋下
5丈にテントを設営後、ギアを持って偵察に出かける。
黄蓮谷からの転進と思われるパーティーのトレースが有りました。雪が多いと雪崩要注意。
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アプローチ途中の氷瀑 |
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つり橋から15分で七丈瀑(100m)が姿を現します。ちょうど先行パーティーが3p目に見えます。
100mの垂壁を想像していたが、どちらかといえば、スケールの大きな滑滝を少し立たせた、と言ったところか。
今シーズン初アイスでも、大丈夫そう。たぶん。偵察のつもりであったが、ロープ、ギアを持って来たので、登る
とにした。時間も無いのですぐに取りつく。
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時間が押してるのでノーロープで50mほど一気に上がって一休みする。下を見下ろすと、すごーい高度感。悩むところだが、やはり、ロープを出そう。
20?のアンカーを捩じり込み、そこにショックアブソーバーを介してロープ末端を固定する。
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先行パーティーが懸垂で降りていくとこ ろ。
この辺りは水が流れていて一瞬にしてロープがエビ天状態になり、ビレー器にスタックして繰り出しにくい。
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終了点から上部を望む |
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終了点から振り返る
1pでは僅かに届かず、中途半端な2pになってしまった。
ユマーリングに通常使用するトゲトゲ系のアッセンション、クロール、ロープマンなどは氷が詰まって全く使い物にならないので、気を付けなければならない。今回はルベルソをアッセンダーに使った。
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取りつきからの眺め |
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登攀を終えて記念撮影
登攀ライン(真ん中)の懸垂はロープが氷付き、回収できませんでした。左岸だとOKです。
傾斜が緩く難しい部分は無かったが、憧れの七丈瀑を攀る事が出来てうれしかった。ただ、登攀後、6丈吊り橋までの登り返しはきついですよ。
アプローチに6時間かけた割には「ちょっとな〜」って感じです。出来るのかどうかわからないが、山頂まで上り詰めるのがおもしろそう。
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5丈のテントから見る七丈瀑
日帰りにしても良かったが、せっかく持ち込んだ食料、酒をたらふく食らって、一晩ぐっすり寝てから下山しました。
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下山途中、刃渡りから見る、雲海に浮かぶ八ヶ岳 |
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