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谷川 / 仙ノ倉岳北尾根 〜 西ゼン・スキー 2006年4月16日
前回の武能岳西尾根を登った時に、仙ノ倉に突き上げるカッコイイ尾根が気になっていた。ちょうど西ゼンも滑ってみた かったので繋げてみました。でも、時期が遅かった様です。 |
土樽(7:00)〜バッキンガ平(8:18)〜シッケイの頭(10:46-11:15)〜仙ノ倉岳(12:49)〜西ゼンスキー〜土樽(16:48) map |
上越線の鉄橋をくぐった先の様子 土樽の毛渡沢に架かる橋の近くに車を停めて遅い出発。 |
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林道の様子 |
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バッキンガ平の渡渉点
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正面が北尾根取り付き |
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小屋場の頭から振り返る トレースが有り楽をさせてもらう。 |
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北尾根上部 | |
左手の万太郎山 この山は格好良い |
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ここは若干、雪が不安定でした | |
シッケイの頭から振り返る
山頂直下は笹が出て少々歩きにくかった。そこで4人パーティーにすれ違った。 |
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山頂に着いた途端、濃いガスに包まれてしまった。 エネルギー補給後にシールのまま、GPSを頼りに平標手前までトラバースし、西ゼンに滑り込んだ。 1800mに滝が出ている可能性が有るらしいので、耳を澄まし慎重に降りた。 |
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心配は的中した。滝が雪崩で流されて、ぽっかりと大穴が空いてえらい目にあわされる。強引にクライムダウンしたのは良いが、進退窮まってしまった。 辺りは濃いガスが立ち込め、視界が利かず、一人戦場に取り残された様な得も言われぬ恐怖に襲われた。ロープは持っていたが、懸垂支点になる物が無く、命がけのテレマーク靴でのクライムダウンは今まで最大の危機だった。 その下は大量の土砂を含んだ全層雪崩で完全に西ゼンはメチャクチャに破壊されていた。 |
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その全層雪崩れの様子 | |
その雪崩はダイコンオロシ沢出合まで延々と続き、先端は工事現場みたいに豪いことになっていた。高さは5−6m有りましたね。 今回は時期が遅かったが、もう少し早ければ,北尾根をアプローチに使って、シッケイ沢、平標沢の周遊もいいでしょうな。 |