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アプローチから見る今回、攀った中央F2
数日前に雨が降り、雪はよく締まり、アプローチは楽だった。
反面、F1は既に賞味期限を過ぎていたよう。
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左の写真は左岩壁左
左岸壁で一番グレード高いとされているが、こちらの方が攀り易そうに見えた。
来年、たぶん攀ると思う。
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左岩壁中央F1
朝から日が当たり、見るからに脆そう。しかし、ここを越えなければ、F2にありつけない。
暫く逡巡するも、覚悟を決めて取り付く。スクリューはほとんど半分までしか入らない。
上部はスクリューが打てない程脆く、今までで、一番難しく、落ちることを覚悟した。
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ユマーリング前
何とか無事に登りきれたが、精神的にきつかった。 |
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F1終了点 |

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F1から50m上がるとF2(35m)が現れる 均整の取れた美しい氷柱で登攀意欲が湧く。既に日が当たり、しぶきが滴り脆く見えるが慎重に取り付くことにする。
アンカーを滝裏の灌木から取り、水の滴るスカート上の レッジまで、上がる。
中間部はツララが落ちたところが、ハングになっていて、打ち込んだピックの状態が目視出来ないから、中々、思いきれない。
落ちても死ぬことは無いだろうから、と自分に言い聞かせて、何とか切り抜け、斜度の落ちたやさしいフェースを上り太い灌木に到達できた時はうれしかった〜。
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下から見上げると余りにも、脆そうで、取り付いて良いのか判断に迷う。
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終了間際 |
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F2終了点
この上に易しいF3も有った。 |
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終了点から見下ろす |
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登攀を終えて、ハング部の懸垂下降中
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懸垂下降後の写真
ロープが登攀ラインです。
スクリュー回収時はその都度、氷から剥れる。
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懸垂を終えて
天気が良すぎて、見る見る間にツララが融けて崩壊してきた。
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裏見の滝 |
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懸垂を終えて
この後、左右の偵察に行く。右ルートでは福井から来たと言う、お二人さんがちょうど降りてきたところだった。
F1は落氷、落石が多く、大変だったそうです。
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不動尊に戻って記念撮影 |
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下山はテレマークスキーでスキーは却って足枷になってしまう。今はゲレンデ化してるので、降雪直後で無ければつぼ足でいいと思う。
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下降ルートがわからないので、許可を取って、スキー場を一直線に滑り下りました。
mmmmmmmm
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