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南沢大滝
昨日から約50?の降雪があったが、大滝には既に新しいトレースがあり、楽をさせてもらった。
氷の状態も良く、意外とあっさりと攀ることが出来た。私と関西の2人パーティーだけの貸し切りであった。
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懸垂下降中
天気は回復して、下界の眺めが素晴らしかった。 |
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第二ラウンドの摩利支天大滝は全く初めてで、すぐには分からず、一本手前の沢を詰めてしまい阿弥陀北西稜に出たところで間違いと気づき引き返した。
そこには3級程度の氷が2つ有ったが、アイスの対象としては×で、取り付きに戻り、南沢を少し上がと、すぐに、摩利支天沢が確認できたが、時間的に無理なので、明日攀る事にして、北西稜取り付きでツエルトを張ることにする。
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2日目 |

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大同心大滝
氷の表面は水が流れていて氷が柔らかく登攀自体は易しかった。上部だけロープを出した。
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終了点から見下ろす
誰もいなかった。
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行者小屋から望む大同心と小同心 |

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摩利支天大滝
前衛を越え大滝に着くと、3人パーティの中に著名な方がいた。
この後、めったに凍ることのないらしい、上の滝も登っていた。
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唯一登れた右は水が流れていて、ロープ、カラビナのゲート、 ビレー器が凍りつき、ロープを繰り出せなくなった時は一瞬パニックに陥ったが、なんとか対処出来た。
ギアに付いた氷を叩き落としながら、右手と口でのロープ操作はまさに「神業の域」か。
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私の登攀ライン
もう少し氷が発達すると、左はハングが形成されトップロープで遊べそうだ。次回は日帰りで。
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