1月に入った時はバットレス取り付きでビバークの末、悪天敗退を余儀なくされた。その時は吹雪の中、行こうか行くまいか、暫く悩んだ末の敗退だった。今回は厳冬期のそれとはかけ離れ過ぎていた。
権現東稜取りつき下のゴルジユ
バットレスを登る先行パーティー
昨日、出合小屋に泊まったそうだ。雪が全く乗っていなくても、簡単ではなかった。雪が乗っていれば10倍厳しいだろうなと、容易に想像できる。核心部はワンポイント、ロープを出した。
ツルネ東稜は踏み抜きばかりで疲れる。
よって、右手の上の権現沢支流を下降する。