北ア / 爺ヶ岳東尾根〜白沢・矢沢 スキー              2007年5月13日


    東尾根は時期的に遅すぎました。2300mまで猛烈な藪漕ぎで10年分まとめてやらされた感じです。photo album

鹿島集落(5:10) 〜 爺ヶ岳(13:25) 〜 白沢天狗尾根(14:40) 〜 鹿島集落(18:10)

背丈以上の藪が行く手をふさぐ

ここを突破するのに6時間、山頂まで8時間20分の長丁場になってしまった。



雪解け直後の藪は下に向かって倒れています。そこを登るのですから、ネズミ捕りカゴに捕まったネズミと同じわけです。

 当然、頻繁にテレマークスキーのビンディングの輪っか
に枝が絡まり気が狂いそうです。

  全身傷だらけになって、ようやく視界が開けてきた

正面のピークが爺ヶ岳

藪から解放され、一息つく間も無く今度はざらめ雪の膝
ラッセルに泣かせられます。

 

山頂より鹿島槍ヶ岳

2時間遅れでやっと山頂に到着です。

写真を撮ってすぐにスキーを履いて下山に掛かります。

針ノ木岳方面
冷池小屋方面
山頂から白沢天狗尾根目指して滑り降ります。
 

白沢天狗尾根2150mから滑った斜面を振り返る。

とても快適でした。

2回戦は正面のコルから矢沢を滑り降ります。上部はやはり時期が遅かったために、落石を避けながらのスリリングなスキーになりましたが、意外と楽しむことが出来ました。1600mで雪は切れスキーを担いで、沢を下ります。

 
 特に危険個所は無かったが、そこからが長かった。途
中、気分転換に毛バリ釣りなどをしてみましたが、全く反応なし。

この写真は4月上旬の白沢の様子 

長い河原歩きに嫌気がさした頃、林道に合流できホッとしました。長かった一日がようやく終わりそうです。 山行中、人に会う事はなかったが、沢山の猿に会った。

多少バリエーションぽいところを期待していましたが、普通の一般ルートでした。もう少し時期が早く、雪が多いとスキーは楽しめると思います

 

 

 

 

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