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背丈以上の藪が行く手をふさぐ
ここを突破するのに6時間、山頂まで8時間20分の長丁場になってしまった。
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雪解け直後の藪は下に向かって倒れています。そこを登るのですから、ネズミ捕りカゴに捕まったネズミと同じわけです。
当然、頻繁にテレマークスキーのビンディングの輪っか に枝が絡まり気が狂いそうです。
全身傷だらけになって、ようやく視界が開けてきた
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正面のピークが爺ヶ岳
藪から解放され、一息つく間も無く今度はざらめ雪の膝ラッセルに泣かせられます。
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山頂より鹿島槍ヶ岳
2時間遅れでやっと山頂に到着です。
写真を撮ってすぐにスキーを履いて下山に掛かります。
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針ノ木岳方面 |
冷池小屋方面 |
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山頂から白沢天狗尾根目指して滑り降ります。 |
白沢天狗尾根2150mから滑った斜面を振り返る。
とても快適でした。
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2回戦は正面のコルから矢沢を滑り降ります。上部はやはり時期が遅かったために、落石を避けながらのスリリングなスキーになりましたが、意外と楽しむことが出来ました。1600mで雪は切れスキーを担いで、沢を下ります。
特に危険個所は無かったが、そこからが長かった。途中、気分転換に毛バリ釣りなどをしてみましたが、全く反応なし。
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この写真は4月上旬の白沢の様子 |
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長い河原歩きに嫌気がさした頃、林道に合流できホッとしました。長かった一日がようやく終わりそうです。 山行中、人に会う事はなかったが、沢山の猿に会った。
多少バリエーションぽいところを期待していましたが、普通の一般ルートでした。もう少し時期が早く、雪が多いとスキーは楽しめると思います
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