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清里スキー場付近(7:00)〜大門沢2100m付(12:00)〜スキー場P(14:00)
スキー場近くの、退避スペースに車を止めて、大門沢に向けて歩き出す。
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1800mの最終堰堤からは急に雪が深くなり、埋まりきってない沢の中は嵌まりまくり、全く埒があきません。この調子では、山頂まで、良くて、3日はかかるだろうと思い、二俣まで全然届かずに悲しい敗退です。
このまま帰るのも癪に障るので、翌日の天気に期待して、阿弥陀北稜に転進です。
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こんなサラサラ雪には和かんは全く意味なし。
暇だから、着けた時と着けない時を比較すると、全く意味無しと判明する。
スノーシュー、フリートレックが有効かな(持ってないけど)
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最終到達地点
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美濃戸口に車を移動して、南沢の登山道を辿ります。
駐車場はガラガラでした。天気が悪くても、そこは八ヶ岳、トレースバッチリに感謝。某所にテントを張り新年を迎える。
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二日目・阿弥陀岳北稜
テント(8:10)〜阿弥陀北稜〜阿弥陀岳(10:40)〜中岳沢下降〜テント(11:20-13:00)〜美濃戸口(13:50)
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天気は相変わらずだが、北稜に行くことにする。行者小屋のテント場は5−6張りと嘘のように、静かだった。
運良く、中岳沢に向かうトレースが確認できる。こんな天気でも行く人は居るんだと、感心していると、ほどなくして3人パティ―が降りてきた。
ジャンクションピーク手前まで行ったが、風が凄くて引き返したそうだ。どのくらい凄い風なのか、確認するために、彼らのトレースを辿る。
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小一時間で北稜に乗るが、思ってたほどの風では無く先に進むことにする。ただ、ジャンクションピーク付近はいつ雪崩れてもおかしくない様な状態ではあった。
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寒さの為、カメラの電池はすぐに使い物になら無くなった。だから、電池は口の中に入れて、写真を撮るときに、出して撮影した。
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視界は利かず、草付のルート取りには少々苦労する。
この辺りの風は凄まじかった。
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このの岩峰はやや左の凹角っぽい所から取りつた。
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岩峰を抜けた所 |
ナイフリッジ下の岩峰
この辺りから視界が利くようになってきた
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山頂直下 |
阿弥陀岳山頂
私が阿弥陀山頂に着くと、ちょうど南稜からも2人パーティーが上がってきた。昨晩のビバークは大変だったそうだ。写真を撮ってくれると言うので、お言葉に甘えて撮っていただく。最悪、下山は北稜を下ろう思っていましたが、雪崩が起きそうだったので、文三郎経由で降りることにしました。中岳のコルまではマジになりました。コルに降りると胸までの雪で中々進めなかった。雪崩の心配は十分あったが中岳沢を下りた。天気が良ければ、なんてことないルートですが、悪天時に挑むにはちょうど良いルートでしょうか。
何はともあれ、無事に一本登れて良かった。
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